検査装置
パッケージ移載機
IR1100B
概 要
本装置はTO-CAN状態のレーザーダイオードをバーンイン工程の事前、事後にバーンインボードと工場内搬送用のトレイとの間で移載する装置(Inserter Remover)である。YUASA ELECTRONICS製バーンイン装置の治具ボードを対象としており、1槽分のバーンインボードに対して素子の移載を行います。
バーンインボードと工場内搬送用のトレイを収納ラックにセットして指示を入力すれば全自動で挿入、
抜去の移載を行います。
移載対象
TO-CANパッケージ : φ5.6 (リード長:16mm、リードピン数:4pin)
バーンインボード収納ラック
・バーンインボード(80ch/B)x20ボード(1600素子)をボードラックにセット
工場内搬送用トレイ収納ラック
・工場内搬送用トレイ(200素子/トレイ)x8枚(1600素子)をトレイラックにセット
バーンインボード押さえ板(PDボード)自動取外し/取付機能
・ボードラックより引き出されたバーンインボードの押さえ板(PDボード)を自動で取り外し引き上げ 待機します。バーンインボード下側は更に引き出され移載ポジションに移動します。
・移載終了後は押さえ板(PDボード)を元の状態に戻して、バーンインボードはボードラックに
再収納します。
素子PPアームチャック機構
・素子をチャッキングするPPアームは10素子同時にチャックして搬送する機構を採用
リード矯正(ガイド)機構
・TO-CANの長リードをガイドしてバーンインボードのソケットへ挿入を容易にする機構を装備
チャンバー試験室
測定室はチャンバー構造になっており、-40℃試験時には槽内に結露防止のため、
ドライエアー or N2ガスを充満させて測定します。
インサートモード
バーンインの準備としてバーインボードに搬送トレイよりLD素子を挿入します。
リード矯正機能でリードをガイドしながら挿入していきます。
リムーブモード
バーンイン終了後のバーインボードから搬送トレイにLD素子を移載します。
バーンイン工程の良否判定に基づき良品は搬送トレイに入れ次工程(Final test)へ、
不良品はNGBOXに廃棄します。
詳しく: